第二次世界大戦後、日本は復興のためのテクノロジーを必要としていました。産業政策に後押しされ、1950年代に最初の企業がデュッセルドルフに進出し、今日、デュッセルドルフの日本人コミュニティは約8,500人で、経済的だけでなく文化的にもデュッセルドルフを形成しています。コンスタンティン・プレット氏は博士論文の中で、デュッセルドルフの日本人コミュニティが誕生した経緯、そして、70年の歴史の中でどのように発展してきたかを研究しました。J-BIGは、彼の研究、デュッセルドルフがビジネス拠点として魅力的になった背景、そしてデュッセルドルフと日系コミュニティの交流について、お話を伺いました。 ――日系ビジネス拠点としてのデュッセルドルフの起源と発展についての論文が出版されました。博士論文にこのテーマを選んだ理由は何ですか? コンスタンティン・プレット:私 … [もっと読む...] about Konstantin Plett 差別化を図ったデュッセルドルフが辿り着いた日本コミュニティ
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PLUS(プラス)「使う時の心地よさでちょっとした喜びを感じるということが本当の価値だと思っています」
日本とドイツの隠れた共通点の一つに、世界的に知られている文房具メーカーが複数存在するということが挙げられます。今年で75年の歴史を誇るプラス株式会社(以下:プラス)は、ドイツでは主に法人のオフィスに対して、デザイン性と機能性に優れた事務用品や文房具を提供しています。中には、私たちが何気に使っているものから、あったらもっと快適なものまで。今回は、デュッセルドルフに事務所を構えるPLUS Europe … [もっと読む...] about PLUS(プラス)「使う時の心地よさでちょっとした喜びを感じるということが本当の価値だと思っています」
Mizuho Bank(みずほ銀行)「お客様のニーズを正しく理解することが、私たちのファイナンシャルサービスの基本です」
2002年、みずほ銀行は大手の銀行三行の統合により設立されました。前身の歴史は長く、日本において資本主義が誕生した明治時代にまでさかのぼります。現在は金融サービスのあらゆる分野で専門知識を結集し、また国内外の充実したネットワークを駆使し、日本のみならず海外のお客様にもサービスを提供しています。その根底にあるのは、お客様の事業内容や将来像を理解し、多様なニーズに応えるということ。今回は、みずほ銀行フランクフルト支店のドイツ統括・マネージングディレクターの松本元生氏に、みずほ銀行の成り立ち、ドイツにおける日本ビジネス、そして外資系企業の日本への投資のハードルなどについてお話を伺いました。 ――みずほ銀行は、日本の重要な銀行がいくつか統合して誕生しました。当時のことを詳しく教えてください。 松本元生:当行は、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の … [もっと読む...] about Mizuho Bank(みずほ銀行)「お客様のニーズを正しく理解することが、私たちのファイナンシャルサービスの基本です」
DoKomi「日本の秋葉原をドイツへ」
始まりは6人の友達とのふとした思いつきでした。今では来場者数10万人を超え、100万ユーロ以上の売り上げを記録するドイツ最大のアニメ・漫画エキスポとなりました。今年はコロナの後にも関わらず半年前からすでにチケットの売れ行きが過去最高を記録しています。J-BIGでは、このイベントの共同創設者であり、二人の主要経営陣の一人であるアンドレアス・デーゲン氏に、ドコミの始まり、今日のポップカルチャーイベントが業界に与える影響、そして将来への展望を語っていただきました。 ――ドコミ始まりのきっかけは? アンドレアス・デーゲン: 今から15年前2008年のことでした。私たち、13歳から20歳のアニメ好き6人組はボンにあるアミューズメントパークに集まるのが毎年恒例の行事でした。いつものように話しているとふと誰かが「みんなでエキスポやろうよ」と言っ … [もっと読む...] about DoKomi「日本の秋葉原をドイツへ」
Takeo Ischi ヨーデルを歌い世界から注目を浴びる日本人
石井健雄氏は「Takeo Ischi」として有名になる前の15歳の時、日本でヨーデルを始めました。趣味が高じて職業となり、ドイツ語圏の民族音楽界で名が知られるようになり、最近ではインターネットを介して国際的にも有名になりました。引退後もヨーデルを続け、YouTubeでは「Chicken … [もっと読む...] about Takeo Ischi ヨーデルを歌い世界から注目を浴びる日本人